【受験記】統計検定3級
とある事情があって統計検定3級を受けてきました。
言葉のとおり、統計に関する試験です。
統計検定の公式サイト
無事に合格できたので、ここでは私のやった勉強方法や感想を書こうと思います。
◆使用教材
テキストを一読した後に問題集を2周という、どのサイトでも紹介されているやり方で学習をしました。
テキストを2週間、過去問を2週間ぐらいのペースで進めました。
「大体の試験は過去問をやってれば受かる」
という持論を持っているのですが統計検定3級も例外ではなかったです。
3級は入門レベルということもあり問題の難易度は高くないです。
私の場合、最大の敵は「試験時間」でした。
この試験は60分で30問。
1問2分のペースです。
過去問を解いていて「自分のペースでやっていたら90点以上は取れそうだけど、時間内に全問は解けない」ということがわかりました。
なので私が主に行った試験対策は時間の使い方についてでした。
試験時間を無駄にしたいための対策
・2分以上かかりそうな問題は飛ばす確率や標準偏差を求めるような電卓を叩く計算問題はどう足掻いても時間を食います。
序盤の方でこういう問題にあたると「まだXX問しか解いてないのに残りXX分しかない」という状況になります。
先に時間のかかる問題を解いたのだから当たり前なのですが「その状況で残りの問題を解いていくのは精神的に良くない」と感じたので後回しにすることにしました。
・図、グラフがある問題は問題文から読む
問題に使われているデータは「都道府県別の収入」や「中学生男女別の身長、体重」など実際のデータが元になっていることが多いこともあり、大体の問題は図、グラフを見れば何を表しているのかわかります。
なので、図やグラフが何を表しているかをダラダラと書いてある説明文は無視することにしました。
・確かめ算をしない
例をあげます。
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A、猫は哺乳類である
B、小西真奈美は可愛い
C、444×123 + 555×123 の答えは122877である
正しい組み合わせの番号を選びなさい
1、Aのみ正しい
2、Bのみ正しい
3、Cのみ正しい
4、AとBが正しい
5、BとCが正しい
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こういう問題に対して
・Aが正しい→答えが「1、4」に絞られる
・Bも正しい→答えが「4」に絞られる
・おしまい
というやり方です。
試験当日
試験は紙ではなく、コンピュータで受験するCBT方式で受けました。都内のパソコン教室のような所で受験しました。
IT系の資格はこの形式が多いので、この形式は慣れっこです。
試験前に試験ソフトの使い方などが書かれたマニュアルが渡されました。
残り時間の表示位置、飛ばした問題の印付け方法などが確認できます。
これは入念に確認しました。
「時間が最大の敵」としていた私にとってパソコン操作で手間取るなど論外です。
そして、いざ試験へ。
メモ用に渡されるのは鉛筆と紙ではなくシートとマジックペンです。
CBT方式で受験したことのある人にはお馴染みのアイテムです。
よく途中でインクが出なくなったと交換してもらっている人を見かけますが、あの手のペンは乾燥に弱いので問題文を読んでいる時など使っていないときはキャップをつけておくと良いですよ。
試験は想定通りで時間との闘いでした。
一通り解き終わった時点で飛ばした問題は5問
残り時間は1分
1分なので飛ばした5問を適当に埋めて終了。
「ちょっとヤバいかも・・」と思いましたが、30問中23問正解で無事に合格。
再受験は絶対にイヤだと思っていたので正直ホッとしました。
めでたし、めでたし。
おまけ情報
試験会場によりそうですが私が受けたところは
・途中退室は試験終了
・不要なモノの持ち込み禁止
というルールがありました。
マスクはOKでしたがポケットティッシュはNGでした。
花粉症がヒドイ人は鼻にティッシュをズボッとしたまま受けると良いです。
私はそうしました。
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