【月間収支】2022年09月

2022年10月3日月曜日

月間収支

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【月間収支】2022年09月


9月は大勝利とは言い難いが、そこそこの勝ちでした。

9月はちょいと事情があり、いつもは週1でしかチェックしていないトレード結果をこまめにチェックしていました。
毎回のトレード収支も見えてしまうので「今月はこのぐらいか」という概算が出来ます。

「人間は勝った時よりも負けた時の方が印象に残りやすい」というのは知っています。
それを差し引いても「今月はそこそこ負けてるな・・」という概算だったので集計してみてビックリ。
良くてもちょい負けぐらいだと思ってましたので、まさかプラスになっているとは・・。

マイナス面は印象に残りやすいと頭でわかっていてもコレです。
人間の感覚って本当にアテにならないですね。


購入EA、プレゼントEA

9月は好調不調がハッキリとわかれました。
好調組は「Unison」「百花繚乱
不調組は「一本勝ち」「ZeroGravityEA_EURUSD

その中でも「一本勝ち」の負けっぷりは4年以上稼働させていて過去最大。
しかし、これには訳があります。

指標発表のタイミングで「-155.6PIPS」という大負けを喰らっているのです。
エントリーからクローズまでのトレード時間は2秒。
ご存じの方も多いと思いますが、「一本勝ち」の最大SLは「80PIPS」
それを大きく突き抜けるマイナスを叩き出しました。

この指標タイミングはドル円が大きく動きました。
Twitterでも「メチャクチャ滑ってる!!」や、先月のOANDA事件が記憶に新しいせいか「OANDA、全然改善されてね~じゃん!」などのツイートが目立ちました。

が、被害にあった「一本勝ち」はスリッページではなく別の事象です。
前々から気になっていたのですが、SLやTPの値をエントリーのタイミングではなくエントリー直後に入れるEAがあります。

これはバックテストでわかります。


こんな感じで「buy→modify」という2行できます。
何故、こういうやり方をするのかというと、どうやらエントリーと同時にSL値を入れるとエラーになるブローカーがあるようです。

しかし、現在はエントリーと同時にSL値を入れるEAがメチャクチャ出回っています。
それなのにこのような悲鳴を聞かない昨今の状況を見ると「過去にそういうブローカーがあった」と受け止めるのが正しい気がします。
知らんけど。

今回、「一本勝ち」が被害にあったのはコレです。
エントリーした直後のSL値を入れる注文がオフクオートされていました。
「SL値が入れられなかった場合は緊急回避でクローズする」という内部処理になっているのでしょうか?
その直後に決済注文を入れていました。
しかし、値動きが激しいので何度もオフクオート。
そして結果的に「-155.6PIPS」で決済となりました。

今回使用していたブローカーは「Axiory」です。
事前の調査でTick数が多いブローカーということがわかったのでここを選びました。

「Tick数が多い=流動性が高い=オフクオート、スリッページなど起こりにくい」
と思っていましたが指標タイミングなど値動きが激しい時はそんなに変わらないのかもしれないですね。

そしてブローカーの肩を持つわけではないですが、オフクオート、スリッページはしょうがないと思ってます。
需要と共有の世界なので「XXX円で売りたい」と言っても「その値で買ってもいい」という人が出てこないと成立しません。
ノミ行為をやっているブローカーなら対応できるのかもしれませんが、「ウチはノミ行為をやっていないので透明性の高いです」と言っているブローカーほど、どうしようもないことでしょう。

と、大損害を被ってもこういう割り切った考え方が出来ているのは、たぶん仮想通貨の自動売買ツールを作ったことが影響してると思います。
仮想通貨は注文板を見ながらトレードするので「XX円で買えるのはXXロットまでだよ」という情報が見えます。
自分が注文するときにそれが無くなっていたことに対してブローカーに文句をいうのは違うかなと。


それと9月から新しく「Legato」を導入しました。
有名なEAなので敢えて説明する必要はないでしょう。
ググれば検証しているサイトがいっぱい出てきます。
導入直後はマイナススタートというジンクスがあるのですが、好調な滑りだしで良かった良かった。

自作EA

8月にリリースした「Never」はドル円、ユーロドル共に好調でした。

これでゴゴジャンに出品した全てのEAがプラス収支に!
今だけかもしれんので記念にスクショを撮っておく。

どやっ!



経済指標でのEA停止

今までEAは経済指標のタイミングであっても止めずに稼働させっぱなしにしていました。
理由はいくつかありますが、急な値動きが必ずしも大負けにつながるとは限らないからです。
都合のいい方に動いて大勝ちしたことも何度もあります。

つまりスプレッドを除いたら2分の1のギャンブルかなと。

それと止める手間が面倒なのもあります。
VPSに入ってMT4の自動売買停止ボタンをポチ。
指標があけたら再度VPSに入ってポチ。
ってのは考えられない。
市販ツールでやるにしても「一本勝ち」のように週の半ばで止めると挙動が変わるEAもある。

という事を踏まえて、稼働させっぱなしを選んでいたのですが、今月大負けしたオフクオート連発やTwitterでよく見かける大幅なスリッページなど最近は明らかに不利な面が目立つようになってきました。

自動で出来るなら回避したいと思い、色々調べて停止させる仕組みを導入しました。
一般に販売されているモノではなく完全に自作です。

自動停止ボタンのON/OFFを制御するのではなく、自動売買ボタンはONのままでMT4からブローカーへリクエストを出すタイミングに処理をフックするようなイメージ。
かなりの裏ワザになるが、これなら要件は満たせる。

まだ施策段階ですが、これが完成すれば指標ギャンブルは卒業です。


なんというか、自分のお金がかかるとプログラムに対する本気具合が変わりますね。
EAでの投資に出会ってから本業(システムエンジニア)にも大きくプラスになっている実感があります。

以上です。

来月もEAに頑張ってもらいましょう!


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